4月21日 木曜日は早仕舞い

すっかり暖かい陽気になりましたね。
今の時期は新緑がとても綺麗なので、ついつい散歩途中に立ち止まっては何枚もシャッターを切ってしまいます。
ということで、ここで一句。
“新緑に 頬（歩々）を緩める 四十路かな”

…さて、お知らせ。
急で誠に申し訳ないですが、21日の木曜は17時閉店となります。
皆さまどうぞお気をつけ下さい。

宜しくお願いします。
店主

3月23日は早仕舞い

ようやく春めいてきたと思ったらまた寒い日がやって来たりして、今日なんか雪まで降っているし、なんだか不思議な感じがしますね。
こんな日はどこにも行かずに、猫じゃないけれど炬燵で丸くなって古い映画でも見たくなります。
そう、小津の『長屋紳士録』なんかいいんじゃないかと思うのですが、いかがでしょうか。
笠智衆が披露するノゾキカラクリの場面は絶品ですよ（あどっこい）。

さて、表題の通り23日の水曜は18時閉店となります。
皆さまどうぞお気をつけ下さい。

おやかましゅう。
店主


春が待ち遠しいふたり

2月9日は臨時休業

すいません。
たいへん急ですが、2月9日（水）は臨時休業となります。

どうぞ、アシカラズ。
不肖店主

※11日（木）と23日（水）の祝日は朝9時から開いています。

さて、この写真のどこかに猫が居ますが、どこだか分かりますか？

地味で素朴なクリスマス、年末年始のお知らせ

世の中にクリスマスソングは無数にあると思いますが、僕がその手の曲で真っ先に思いつくのは、ジョニ・ミッチェルの『River』です。
おそらく一般的にはこれはクリスマスソングとは言わないのかも知れません。
でもあくまで個人的に、僕はこの時期になるとジョニの『River』が聴きたくなります。
そしてこの時期が過ぎると、談志の『芝浜』が聴きたくなります…。

僕がジョニ・ミッチェルというミュージシャンを知ったのは20代の始めの頃。
若い時もそれなりに感動しましたが、この人の音楽は、むしろ年月を経て40代に入った今の方が、より深く心に響く気がしています。
特に寒い時期になると、タンスの奥からセーターを引っ張り出すように、無性に彼女の歌が聴きたくなる。

ビング・クロスビーもジョン・レノンも山下達郎ももちろん良いですが、「たまには地味で素朴なクリスマスを（トムネコゴみたいに）」という方には、ジョニの『River』をお薦めします。
この曲が入った『BLUE』というアルバムは、寒い冬の日にはぴったりだと思いますよ。
ちなみに、もし地味で質素な年の瀬を迎えたいという方がいたら（僕みたいに）、ぜひ福茶でも用意して、稀代の落語家の『芝浜』を、一席、どうぞ。
“ヨッ、待ってました！”

…さて、少し早いですが、年末年始のお知らせです。
年内は30日まで営業して、年明けは元日から例年通り開けます。
30日 11時ー19時
31日 休業
元日から3日まで 9時ー17時

今年もあとわずかですね。
そろそろ、あの声が聞こえてきそうです。
“良いお年を”

店主

“また夢になるといけねぇ…ムニャムニャ”

『SWEET THING』と、いくつかのお知らせ

ずっと苦手だったものが、何かのきっかけでむしろ好きに転じるということが稀にあります。
僕の場合は、最近に見た映画の中でそれが起こりました。
その劇中で不意にヴァン・モリスンの歌が流れた時、あれほど苦手だったこの人の歌い方（たとえて言うと、まるで口の中に唾液が溜まっているような妙な歌い方）が、不思議なほど胸にすーっと染み込むのを感じ、「ああ、いいなぁ」と初めて素直に思うことが出来たのです。
僕は早速その曲が入っているアルバムを探して買って帰り、今では毎日のように愛聴しています。
そのアルバムは偶然にも20代の頃に聴いて苦手意識を持った1枚で、1本の素晴らしい映画を通して、僕らは約10数年ぶりに幸福な再会をはたしたのでした。
40代の今の僕にとって、ヴァンの歌声は力強い説得力を持って胸に迫ってきます。

ちなみに、映画のタイトルも劇中で使われているヴァンの曲の方も同じ『SWEET THING』と言います（どうやら映画の方はここから取ったらしい）。
どちらも素晴らしいので、気になる方は是非試してみて下さい。

さて、本題です。
・11月18日（木）と25日（木）は、どちらも18時半までの営業となります。
・11月23日（火）は祝日のため9時から19時まで開け、翌日の24日（水）が振替休業日となります。

どうぞ宜しくお願いします。
店主

10月29日(金)のこと、「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」

余計なお世話かも知れませんが、見ましたか、デヴィッド・バーンの音楽映画『アメリカン・ユートピア』を？
え、デヴィッド・バーンを知らない？
トーキング・ヘッズも？
大丈夫です。
かく言う僕もだいたい似たようなものでした。
それでも2回見に行って、今は3回目をいつにしようかと思案しています。
なんと言うか、そんな映画なのです。

もし「そんな映画知らない」「聞いたこともない」と言う方がいたら、騙されたと思って、一度映画館へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
「いやぁ、映画って本当にいいもんですね〜」とかつての誰かさんみたいに（古いかなぁ）、思わず感激するかも知れませんよ。

以上、こんな良いものを知らずに済ますにはあまりにも惜しい、と言う気持ちだけで宣伝してみました。
それでは、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ…。


さて、お知らせです。
明日の１０月２９日（金曜日）は、１８時閉店となります。
大変急で申し訳ないですが、どうぞ宜しくお願い致します。

店主


“サヨナラすることは、ちょっとだけ死ぬことだ…”と内心思っているかも知れない猫

急なお知らせ

本日10月15日（金）は、17時半までの営業となります。
急で申し訳ないですが、どうぞ宜しくお願い致します。

店主


“謹んで、お詫び申し上げます…”

「少しくらい太ったって」

Autumn Fair…というほどでもないですが、焼き菓子職人の“白いひげさん”より、秋の新作焼き菓子が3種も届きました。
・ミックスナッツのフロランタン
・チョコとシナモンのサンドクッキー
・いちじくとホワイトチョコのバターサンドクッキー
少し前には『紅玉りんごのジャム』も届いていますし、まだ『無花果のジャム』も健在です。
そしてもちろん、定番のチーズケーキも。

思わず目移りしそうなナインナップですね。
少しくらい太ったって、食欲の秋ですし、良いんじゃないでしょうか。

宜しければ、どうぞ。
店主

休みます

本日10月6日（水）は休みます(「彼」の様に…)。
すいません。

店主


“のんき、ノラねこ、ねごとをぬすむ…”

10月6日水曜日のこと、helpfulな存在とその代表

“今時こんな（古い、長い、あまり今日性があるとも思えない）小説は流行んないだろうな”
ときおり頭の方隅でそう思いながら、トルストイの『アンナ・カレーニナ』を久しぶりに読み返しています。
それでも世間には居るもんですね（捨てたもんじゃない）。
先日東横線の車内で、僕と全く同じ新潮文庫版の『カレーニナ』（木村浩 訳）を読んでいる中年の女性を見かけて、妙に嬉しくなってしまいました。
思わず、「それにしてもヴロンスキーはそんなに魅力的に僕は感じないのですが…。リョーヴィンには感じますよ。彼はなかなか立派な青年です。誠実で、真面目で、人間臭くもある…。あなたはどう思いますか？」なんてちょっと“トルストイ風”に話しかけてみたかったけれど、そんなことすると今は「なんとかハラスメント」だと言われそうなので（ブンゴウハラスメント？）、それは、まあ、よしました。
でも、トルストイのことをホットな話題として話せる人なんてなかなか居ないので、ちょっと残念…かな。

これだけ多くの作品で溢れている現在でも、狭いながらも古典にはちゃんとその生きるスペースがあって、僕はそこに行く度に心が落ち着くのを感じます。
ちょうど古い時代のジャズやバロック音楽、そして白黒映画に接している時と同じように。
それを世間では懐古趣味と言うのかも知れませんが、今のような時世にあっては、それらはとても貴重で、とてもhelpfulな存在となっています。
少なくとも僕にとっては。

マクラが長くなってしまいました。

さて、本題です。
10月6日の水曜日は、「もしかしたら」臨時休業となるかもしれません。
「もしかしたら」というのは、その日になってみないと営業出来るかどうか分からない、と言う意味です（前日のワクチン接種の為）。
当日の朝にその可否をブログでお知らせしますので、少々面倒ですが、6日にお越しの際には一度ご確認をお願いします。
なお、やむなく早仕舞いとなることもありえますので、どうぞご諒承ください。
宜しくお願いします。

店主


helpfulな存在の代表

彼岸花

お知らせ

20日（敬老の日）と23日（春分の日）は、朝9時から開いています。
宜しければ。

店主


散歩中に見つけて思わず撮った一枚。きれいですね。彼岸花でしょうか。でも、白い彼岸花ってあるのかしら…。（すると、聞き覚えのある京都弁が、どこからともなく聞こえきた）

「トリックどすえ」

（映画『彼岸花』より）

今一度のお知らせ

本日9月1日(水曜)は臨時休業となります。
皆さん、うっかりすることのないようお気をつけ下さい。
店主


これはトムネコゴの入り口の階段。蝉も通う(？)お店です。

臨時休業のお知らせ

9月1日(水曜)は臨時休業となります。
ご迷惑をおかけしますが、どうぞ宜しくお願い致します。
店主


“彼ら”は毎日が休業状態ですね。いや、むしろ仕事中と言うべきか…。いずれにせよ、平和そうで何よりですニャー。

いくつかのお知らせ

その1
前回お知らせした通り梅シロップが終って、つい先日ブルーベリージャムも終了となりました。
ご愛顧いただいた方々、また来季をお楽しみに。
そしてその舌の根も乾かぬうちに、もうすでに“白いヒゲさん”より新たな季節ものが届いています（氏はヤル気です）。
昨秋なかなか好評だった『無花果のジャム』と、全くの新作『ブルーベリーのタルト』。
手作りならではのどこか素朴な、甘さ控えめのジャムとタルト。
珈琲のお供にでもいかがですか。

その2
大変急ですが、9月16日（月曜）は18時閉店となります。
ご迷惑をおかけしますが、どうぞ宜しくお願い致します。

店主


色と形が好きで、ついつい買ってしまうホウズキ。大平さんの絵（ポストカード）とも合っていますね。その大平さんの「一日」での絵の展示会は、明日の日曜までやっているそうです。雨の日との相性もまた良さそうですね。

お知らせ

「今年は梅が豊作だぁ」
初夏の“白いヒゲさん”の発言通り、今年は例年に無くたくさん梅シロップが出来ました。
でも、早いものでそれもあともう少しで終了となります。
初めて飲んだ方からリピートした方、添えてある梅の実までしっかりと食した方まで、皆さん今年の梅のお味はいかがでしたか？
今期を逃した方も含め、また来年をお楽しみに。
梅が終わると、夏も終わる…かな。

さて、8月9日の山の日(の振替日）は、トムネコゴは朝9時から営業します。
そして当日は山にちなんだイベントが盛りだくさん…というのは冗談で、あいも変わらず普段通りに開けています。
宜しければ。
店主


“のぼりより くだりたのしや たかおざん”（軟弱者の句）

ちょっとしたお知らせ

最近、吉祥寺にある古い陶器ばかりを扱っている瀬戸物屋で、1客のコーヒーカップを見つけて思わず買い求めました。
僕は目利きではないのでその良し悪しはもちろん分かりませんが、カップとソーサーに描かれた絵がどこか大平高之（イラストレーター・画家。『ネコのねごと』の挿絵を描いた人）的で、そこが気に入っての衝動買いです。
まさか大平さんが陶器の絵付け師になったわけはないでしょうが、例えば陶芸家の濱田庄司のようにサムイを着て絵筆を持ち、猫がうろつく庭で焼き上がった壺に植物を描いている彼を想像してみると、これはこれでなかなかサマになっている気がします。
…と、ここまで書いた文章を読んだ（大平さんを知っている）妻が、
「え〜、全然サマになってないと思う。サムイも似合わなそうだし、猫も苦手そうだし。だいいちサムイというのは濱田さんみたいに恰幅のある人が着るから似合うんであって、大平さんみたいに…」と横槍を入れてきました。
人の印象なんて十人十色ですね。

さて、その大平高之が『夏の小窓』という絵の展示会をやるそうです。
期間は8月4日（水）から15日（日）まで。
場所は吉祥寺にあるギャラリーを兼ねた古本屋「一日」。

クールでどこか優しい大平さんの絵は、きっと涼しい午後のひとときを（ジョアン・ジルベルトの音楽のように）請け合ってくれると思いますよ。
「私もそう思う」妻

店主

「季節もの」

久々に、“白いヒゲさん”さんより手作りジャムが届きました。
今回は『あんずのジャム』。
前回お知らせした『梅シロップ』もそうですが、どちらも「季節もの」で、今の時期が一番美味しい食べ物ですね。

「季節のもの食べると、体にいいのよ」
最近読んだ向田邦子の短編の中に、そんな言葉がありました。

ということは、「季節もの」は美味しくて、しかも体にも良いと言うことになります。
さて、あなたはそれ以上に何を求めるのか？

どちらも無くなり次第終了となりますので、お早めにどうぞ。
店主


まるで季節のお便り

『小さなラベル』

2008年の10月に鎌倉でトムネコゴ を開店させた時、その同じ月に同じ鎌倉市内である1軒の珈琲屋が開店しました。
そのお店は元は吉祥寺にあった『かうひいや3番地』と言って、僕が人生の中で最も通い詰めたお店であり、辛かった20代の心の支えであった場所。
そしてその閉店に遭遇したのがきっかけで「僕もあのようなお店をやろう」と決意した、言わばトムネコゴ の「産みの親」のようなお店です。（その辺のことは『ネコのねごと』に詳しく書きました）
その閉店したはずの『3番地』がなんと同じ鎌倉に、しかも同じ月に移転して来たのを知った時の衝撃たるや、まさに驚天動地、晴天の霹靂、ビートルズ来日…。
このような事は当人にしか理解出来ないと思いますが、あの時は本当にびっくらこきました。

その鎌倉版『3番地』にももちろん通うようになり、気がつくと、店主と親しくなって夕飯をご一緒したり、CDを貸し借りしたり（学生みたい）、毎日通っていた20代の頃にはとても考えられなかった関係性を築いていました。
今となっては、へそ曲がりな僕が話せる唯一の同業者です。
でも、どんなに親しくなっても、僕の中には常に畏敬の念のようなものがあり、何度会っても、そこにある種の緊張感が生まれることに変わりはないのですが。

その店主からは色々なものをいただきました。
この人は仲良くなってみると実に気さくな方で、今トムネコゴに置いてあるテーブルや衝立、懐かしのラインマーカーから古い食器棚まで、どれも大切にしているものばかりです。
下の写真の瓶もその一つで、変色した小さなラベルにはかつては『かうひいや3番地』と印字されており、僕はそれが剥がれないように丁寧に洗い、珈琲豆（トムネコビター）を入れて長年使用してきました。
たとえ文字が読み取れなくなったとしても、僕にとってはその小さなラベルがいつまでもそこに残っていることが重要な、まるでサイン本のような貴重な1品です。

その瓶（もちろん洗浄済みですよ）で漬けた梅シロップ。
さて、美味しくないわけがあるでしょうか？

トムネコゴ の夏の定番『梅ジュース』と『梅ソーダ』、始まります。
店主

『2種類のお菓子』

ただ今、トムネコゴ には、焼き菓子職人の“白いヒゲさん”より2種類の（新作？）お菓子が届いています。
ラム酒がほんのりと効いた『ラムレーズンサンド』と、ゴマの風味が香しい『ゴマのフロランタン』。
どちらも1週間ほど置いてありますので、お寄りの際には、飲み物のお供にでもぜひどうぞ。

そして、その“白いヒゲさん”作の梅シロップが、もうすぐ出来上がります。
今やトムネコゴ の夏の定番となりつつある梅ジュースと梅ソーダ。
「今年は梅が豊作だぁ」とは氏の言ですが、はたしてお味の方はいかに。
こちらもお楽しみに。

店主


「丸と四角は絵になる」白いヒゲ

「へそ曲がり賛歌」

2019年の10月2日に、僕は『ネコのねごと』と言う初のエッセイ集のようなものを出しました。
それは意外にも好評で、増刷までし、今だに（まるで猫のように気まぐれに）ひょっこり売れることがあって、書いた本人を一番驚かせています。

当初は2020年も頑張って書いて、2冊目をその年の同じ日に出そうかと考えていましたが、周知の事態となり、その渦中で不思議と書く意欲は失われていきました。
自分の中に言葉が生まれて来ず、変な話し、言葉を信用できなくなっていたような気がします。

それで昨年は早々に書くことを諦め、行動すること、すなわちトムネコゴ を営むことに集中することにして、“書きたくなったらまた書こう”と、そんな風に思って過ごしました。
「書くことよりも、書かないことの方が大事」とある作家が言っていたのを思い出し、それを真に受けたりなんかしながら…。

それでも、一つだけ、書いています。
タイトルを『へそ曲がり』。

へそ曲がり、天の邪鬼、生意気、優柔不断、ああ言えばこう言う…、僕は子供の頃からよくそんな風に言われてきましたが、それをポジティブに捉えられるようになったのは、考えてみるとつい最近のことのような気がします。
今度の文章は、そんな人間が書いた、ある種の「へそ曲がり賛歌」と言えなくもない…かな。

以前からお世話になっているリトルマガジン、『1/f』の最新号に載る予定なので、興味のある方は下記のサイトをチェックしてみてください。
トムネコゴ でも6月上旬頃より、いくつかのバックナンバー（過去のエッセイやロングインタビューが載っている）と共に販売します。

そして、なんと、今回は期間限定でweb公開もされるとのこと。
発売を待ちきれない奇特な方は、そちらの方もお楽しみに。

店主


https://ehubunnoichi.com/free/ikiwoshiteiru（『1/f』オフィシャルサイト）

営業時間のお知らせ

連休中のトムネコゴは火曜も営業します。
時間帯は以下の通り。

5月1日（土）と2日（日）は9時から19時まで。
3日（月）、4日（火）、5日（水）は11時から19時まで。
そして6日の木曜が振替休日となります。

(4月29日と30日は通常営業)

宜しくお願いします。
店主


先日のフリマは好天にも恵まれ、まさにウララカで楽しい日曜日となりました。写真は好評だった『グリの野菜』たち。真顔の猫（グリ）シールがいい味出しています。猫好きとしてはそれだけでつい手が伸びてしまいますが、なんと、このシール5枚集めると……なんにもありません。ただ5匹の猫に睨まれるだけです。（しかも真顔で）
朝採れの竹の子をゲットした幸運な方、美味しく調理できましたか？

「楽しい日曜日」

かしまし娘じゃあないけれど、向田姉妹でもないけれど、女三人集って、なにやらフリマをやるそうです。
メンバーはお馴染み“白いヒゲさん”とその友人、そして『ふゆのあいだ』のシバタユキさん。
品物は書籍など（白いヒゲ）、手作りアクセサリー（友人）、絵（シバタユキ）で、場所はトムネコゴ の前、時間は10時頃から売れ行き次第、そして日付けは4月25日（日）。
大滝詠一じゃあないけれど、ウララカな春の日、今日は楽しい日曜日です。

ごく内輪の規模の小さいフリマらしいので、あまり期待せずに、店にお寄りの際にはどうぞ覗いて見てください。
季節外れの五月雨が降らなければ良いのですが…。

店主


ウララカ、ウララカ…

久しぶりのお知らせ

たいへん急で申し訳ないですが、4月4日（日曜）は18時閉店となります。
ご迷惑をおかけしますが、どうぞ、宜しくお願い致します。

店主


すっかり春ですね

お知らせ

シバタユキさんの密かな展示会『ふゆのあいだ』は、3月20日の春分の日まで行うこととなりました。

去年の暮れにバタバタと始めたこの会でしたが、シバタさんの作品は今ではトムネコゴによく馴染んでおり、まるでずっと飾ってあったかのような雰囲気さえあります。

僕は個人的に一枚購入し、そのまま店に飾ろうかと考えています。

飾ってある作品とは別に、店では葉書サイズの作品も販売しています。

葉書サイズと言っても、、一つ一つしっかりと手書きされたもので、全てが微妙に違っています。

値段は一枚570円。

これは、トムネコゴでの珈琲一杯分と、同じ値段です。

どうやらそこにはシバタさんのある思いが込められているようなのですが、そのことが書かれた紙も置いてあるので、良かったら共に手にとって見てみて下さい。

それと、柴田さんがされているインスタグラムのブック版も一緒に置いてあります。

そちらの方も、パラパラと、どうぞ。

さて、2月23日(火曜)は祝日により、朝9時から夕方7時まで開いています。

そして翌24日(水曜)が振替休業日となります。

宜しくお願いします。

店主

非常事態宣言を受けて

トムネコゴでは、昨年の1回目の非常事態宣言後より、自主的に時短営業を続けてきました。
特に期間を設けず、当面の間、世の中が落ち着くまでのつもりでしたが、先日の新たな「宣言」を受け、今しばらくはこのままの営業時間でやっていくことにしました。

大変な時ですね。
そんななか、一息つきたい方、落ち着いた時間を過ごしたい方はどうぞお寄り下さい。
いつものトムネコゴでお待ちしてます。
店主

営業時間（しばらくの間）
平日 午前11時〜夕方7時、土・日・祝日 朝9時〜夕方7時
定休日 火曜（祝日の場合は営業。翌日が振替休日）


店主と近所の猫。保養（心身を休ませて健康を保ち活力を養うこと。手持ちの広辞苑より）です。

年末年始のお知らせ

すっかり冬ですね。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。

今年もあとわずか。
もうすぐ、あの耳馴染みのある声が聞こえてきそうです。
“良いお年を”

トムネコゴは相も変わらず年末年始も開けているので、一息つきたくなった方は、どうぞお寄り下さい。
スタッフ一同（店主とメダカ）、それに窓の外を時折通る三毛猫も一緒に（きっと）、お待ちしてます。

本年もありがとうございました。
店主


年末年始の営業時間
12月30日から1月4日まで「9時〜18時」で営業
ただし、元日と4日のみ「11時〜18時」


展示中の柴田さんの絵がだんだんと店に馴染んできました。簡単な作品集を作ってくれたので、席でゆっくり見ることも出来ます。獅子柚子がなんとも正月らしいですね。

『ふゆのあいだ』

店主「…それで、期間はいつまでにしましょうか？」
柴田「そうですね…、ふゆのあいだ…」
店主「あ、それいいですね。冬の間。それにしましょう。良い言い方だ」
柴田「…はい」
と言うことで、この冬の間、柴田幸（ゆき）さんの作品達がひっそりとトムネコゴに飾ってあります。

美術館にいって立派な絵を観賞するのも良いですが（僕も好きです）、行きつけの喫茶店やクリーニング店の壁に何気なく掛かっている絵を眺めるのも、また、捨て難いと思う。
それは「観賞」と呼べる立派なものではないけれど、少なくともしばしの間何かを忘れさせる、あるいは思い起こさせる、そんな時間がそこにはある気がします。

いわゆる展示会ではないので飾ってある作品は数点のみですが、来店の折にはぜひ一度目に留めて見て下さい。

“はっきりしているものは、自分次第で揺らいでしまうけれど
微かな感触は自分を超えて、かならず存在すると思っています。”（柴田）

柴田幸 作品展『ふゆのあいだ』トムネコゴにて

※柴田さんは版画（リトグラフ、モノタイプ）や水彩画、コラージュといった手法でご自分の表現したいものを創作されている方で、どうやらこれまで作品を外に出したことがほとんど無いらしく、今回が個人としては初の展示となるそうです。インスタグラムをされています。instagram : @k.i.yuta

手前の小箱に入っているのは、今回のために製作された「かっこのかたわれ」達です。気に入ったら1枚どうぞ。メモ紙には柴田さんの言葉が書かれています。店内には専用のノートブックも置いてあるので、何か言葉が浮かんだ方は、どうぞつらつらとペンを走らせて下さい。

眺めのいい部屋、我が家の柿ソング

『眺めのいい部屋』という映画があります。
僕は20代の頃にそのタイトルに惹かれ、たしか映画館に見に行きました。
残念ながらその内容はほとんど忘れてしまっていますが、「良い映画だった」という手ごたえだけは、不思議と今も残っています。
もう一度、出来れば映画館で見直したい映画。
何処かでリバイバル上映してくれないかしら。

内容のことはさて置き、『眺めのいい部屋』というタイトルには今だに惹かれるところがあります。
きっと、僕はそういう部屋とは無縁で生きてきたので、そこになにか憧れのようなものを感じているのかもしれません。
都心で一人暮らしをする若者には、特に定職にもつかず風呂なしアパートに住んでいるような輩には、とてもそこまでは望めなかった。
「生きていくだけで手一杯」
そう言うと、少し大げさに聞こえるかもしれませんが。

昔のこともさて置き、今“眺めのいい部屋”とはどんな部屋かを考えてみると、例えば窓辺に柿が干してある部屋なんかいいんじゃないか、と思ったりします。
どこか平和で、ほのぼのと牧歌的で。
まるで日向ぼっこをする猫のように。

と言うわけで、干しました、柿。
どうか美味しくなりますように。

“柿がなったよ、柿の木に〜”（SPORTS MENの『柿の木』）我が家の柿ソングです。

11月3日と4日のこと、食べ物のようなジャム

秋が深まってきましたね。
トムネコゴでは無花果のジャムが終わり、今は林檎のジャムを出しています。
焼き菓子職人“白いひげさん”お手製の、紅玉の皮までも使った、ザクザクとしたまるで「食べ物」のようなジャム。
トーストした厚切りのパンとバターと共に、小腹が空いたときにでも、どうぞ。
美味しいよ。
店主

お知らせ
本日11月3日火曜（祝日）は「9時から19時まで」営業します。
明日4日水曜が「振替休日」となります。
お気をつけ下さい。


別称“ダンシング・フラワー”。その花びら一つ一つが、まるで貴婦人達の優雅な踊りを連想させます。

更なる営業時間変更のお知らせ、『朝ネコゴ』復活

先日もお知らせしましたが。
本日9月21日（月曜・祝日）と明日22日（火・祝）は「午前11時〜夕方7時」まで営業します。
そして、明後日23日（水）が「振替休日」となります。

更に、今月末（9月26日土曜）より営業時間が以下の通りとなります。
平日は全て「午前11時〜夕方7時」
土・日・祝は「朝9時〜夕方7時」
定休日は変わらず「火曜日」
これまでより月曜の閉店時間が2時間伸びて、土日祝は2時間早く開けることになります。
久々の休日の『朝ネコゴ』復活です。

まだまだ落ち着かない世間の状況ですが、そんななか、落ち着いた時間を過ごしたい方は是非、どうぞ。
お待ちしてます。
店主

「おい、朝ネコゴ復活するらしいよ」
「まじ？じゃあ早いとこリハ切り上げて行くべ」