おそらく一般的にはこれはクリスマスソングとは言わないのかも知れません。
でもあくまで個人的に、僕はこの時期になるとジョニの『River』が聴きたくなります。
そしてこの時期が過ぎると、談志の『芝浜』が聴きたくなります…。
僕がジョニ・ミッチェルというミュージシャンを知ったのは20代の始めの頃。
若い時もそれなりに感動しましたが、この人の音楽は、むしろ年月を経て40代に入った今の方が、より深く心に響く気がしています。
特に寒い時期になると、タンスの奥からセーターを引っ張り出すように、無性に彼女の歌が聴きたくなる。
ビング・クロスビーもジョン・レノンも山下達郎ももちろん良いですが、「たまには地味で素朴なクリスマスを(トムネコゴみたいに)」という方には、ジョニの『River』をお薦めします。
この曲が入った『BLUE』というアルバムは、寒い冬の日にはぴったりだと思いますよ。
ちなみに、もし地味で質素な年の瀬を迎えたいという方がいたら(僕みたいに)、ぜひ福茶でも用意して、稀代の落語家の『芝浜』を、一席、どうぞ。
“ヨッ、待ってました!”
…さて、少し早いですが、年末年始のお知らせです。
年内は30日まで営業して、年明けは元日から例年通り開けます。
30日 11時ー19時
31日 休業
元日から3日まで 9時ー17時
今年もあとわずかですね。
そろそろ、あの声が聞こえてきそうです。
“良いお年を”
店主
“また夢になるといけねぇ…ムニャムニャ”